ずっと大好き。


○×公園に着きお金を払って美來を探す。


あれ~…?
いない…。


まさか帰った?


「…美紀。」


ビクッッ

「うわっっ!
あ~…びっくり…美來?」


「…美紀だ…美紀だ…
あーー!美紀ー…どうしよ…」



美來は私と抱き合った。



てかいきなり!?
どうしよって…何?


何で泣いてるの?


「私…彼氏と別れそう。」


…は…?
何で?どうして?



「…何かね…ヒロ(彼氏)のおじいさんが婚約者連れてきて…
その婚約者ね、ヒロにね、本気で惚れてっ…グスッ…」



大体事情は分かった。



婚約者かぁ~…
…え?
そんな金持ちだったっけ?


「金持ちだったっけ?」


そう聞くと首を横に振った。


「金持ちとかそんなんじゃないんだけど
ヒロのおじいさんはヒロに家庭的な女の人がいいって思ってて、
それで結婚相談とかいろいろ探したらしいの…
今日、ヒロに会ったらそう言われちゃった…」


…そうだったんだ…。
って、え!?
んじゃぁ彼氏のおじいさんって美來のこと認めてないの?


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