ずっと大好き。



そう言うことだよね?


嘘でしょ…。



「美紀ぃぃぃっ…
どうしよう…絶体絶命だよぉ…」



泣きついてくる美來。
どうしようって言われても…



ん?
さっき家庭的な女の人って言った?




…ふふーん。
いい考え思いついた♪



「ねぇ、美來が家庭的な女の人になれば認めてくれるんじゃないの?」




私がそう言うと美來はパァッと明るくなった。
そして私を掴んで


「お願いします!
料理教えてください!」


って必死な顔で言ってきた。





そんなに彼氏のことが大好きなんだな。



その純粋さに私はキュンとした。





よし、
教えてあげよっか。



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