ずっと大好き。
私は丁寧にひとつひとつ教えた。
あくを取り出す時に電話が鳴った。
私じゃないな。
「今あく取っておくから電話出なよ」
「あ、うん。
…はい…ヒロ?どうしたの?
…うん…うん…今日はちょっとね~…
あ、んじゃぁ私の家来てくれる?
…え?……うん、じゃね~」
…どんな話してたの!?
てか彼氏さん来るの!?
「ご飯食べに行かないって誘われたけど
今作ってるからね(笑)
だからヒロこっちに来てくれるよ!
2,3分したら来るから作っていよ?」
「うん!
彼氏に食べさせなきゃね☆」
「うん…へへっ///」
顔なんか赤くしちゃって~…
本当乙女なんだから。
2,3分したら本当に来た。
「うわっ、すっごいカレーの匂い…
作ってんの~?すごいじゃん!」
くしゃっと美來の頭を撫でる。
「えへへ」って笑ってるし。
て言うか私いること忘れてません?
ラブラブしすぎでしょ…。
私がいることに気づいた2人は顔を見合わせて笑った。
も~…
んまラブラブなんだからいっかぁ。