ボクの物語
「とぼけるな!携帯を見せてみろ!」


それはまずい…。


以前彼女の家に携帯を忘れた事がある。


この男にそれを見られたと聞いた。


「なぜ見ず知らずのあなたに?」


言うなり男に掴み掛かられた。


言うに2人の体重差は30キロ近いだろうか?


その男に抵抗出来るわけもなく
青年は簡単に組み敷かれた。


男は青年の服のポケットをまさぐり
目的のモノを取り上げた。

モノにはMとRのストラップ。


「やはり貴様…ぁぁぁぁぁぁ!!」


男が拳を握り
振り上げる。


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