【完】甘い恋よりもそばにいて
フラッシュバック
泣き疲れた次の日。
深い眠りからさめたのはAM11:28。
なんとも微妙な時間だ……
思考回路はあまり上手く働いてなくて、
時計を何度見つめても焦る気にすらならなかった。
視線の先にある真っ白な天井に寂しさをおぼえた。
「大学……めんどいな……行きたくない…」
ベッドから起き上がる動作ですら苦痛。
でもしっかりと目が見開いたこの状態で寝転がっているのも退屈で死にそう。
半ば仕方なく起き上がってただぼーっとする……
ダメだ、頭おかしくなっちゃったみたい。