あの場所で─。

また2人は言い合いを始めて私はそんな2人を見守った。


喧嘩するほど仲が良い…
この2人に似合ってる…!


そう思っていると2人の間に仲介の声が入った。


「はいはい、そこ終わり。
部活部活!」


2人は言い合いを止めて声の主を見た。



「マネージャー、部長が呼んでましたよ」


「ありがとう、和樹!
あ、宮崎さんまた明日ね♪」


上原さんはそう言って私に手を振って中に入って行った。




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