あの場所で─。
川嶋くんと話してると
凄く落ち着く。
まだ会ったばかりで
どんな風に会話していいか
解らないって思ってたけど
会話が途切れることは
一度もなかった。
それ処かどんな話しも
興味を惹き付けるような感じ。
だから何だと思う。
川嶋くんはみんなから
親しまれて周りによく
たくさんの友達がいる。
明るくて元気で優しい。
自分にない物を持っている。
羨ましい。
別に妬みとか恨みとかじゃない。
憧れ。
ただこの一言なんだ。
もっと貴方のことを
知りたいって思い始めた。
この想いが今はどういう
ものなのか知らない。
けどそれが解るのは
そんなに遅くはないと思った。