あたしの王子さま
昔は、たくさんの人々の先頭にたっていたが、

今となると、俺しか居ない。

「ハァハァ……」

だんだん、険しくなってきた。

きっと、もうすぐ着くのだろう。

「あっ…」

霧の奥に現れた…城。

「姫…!!」

走り、走り、走りまくった。

「着いた!」

やっと、辿り着いた!

俺は、急いで城の中へ入っていった。

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