Apricot tea






「藤宮さんちの娘だ…」


「っ…!」



「きっと杏ちゃんに何か吹き込んだのは彼女だね…」



俺は拳を強く握った



なんで気づいてやれなかったのか…




様子がおかしいなんて見るだけで解ってたじゃないか!




俺は親父に一礼して社長室を後にした





行き先はもちろん百合の所…



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