Apricot tea


あたしの頬には涙が流れていた



「杏…」



「嫌っ…!離して…ください!」



部長の腕から逃れようと暴れた



涙止まんないよ…








「話を聞いて欲しいんだ…」


「聞きたくありません!」



部長がみつめてくるけどあたしはプイッと顔を背けた





部長は痺れを切らしたのかあたしの顔を自分の方に向かせた



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