Apricot tea




あたし達は近くの公園のベンチに座った






「色々悩ませちゃってごめんね…」



最初に口を開いたのは部長だった



「いえ…」





「俺は杏が好きだ…」


部長がいきなり言うもんだからあたしの心臓は激しく鼓動し始める




「けど…今の俺には好きだと言う資格がない…」



「えっ!?」









それってあたしの事が嫌いってこと…?


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