Apricot tea


少しして部長は腕を解きあたし達は向かい合った




「待ってて…必ず迎えにくる…」





「はいっ!」




あたしはニッコリ笑い答えた



頬には嬉し涙が流れていた




それを部長がフワッと笑いながら指で拭ってくれた










そしてどちらからでもなくあたし達はキスをした




これは約束のキス…



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