Apricot tea


「あの中に……?」


「確かに会うのは大変そうね…」



うーんと唸る瑠奈さん



「電話すればいいんじゃない?」



既にシャンパンを手にした瑠威さんが言った



「そうね!してみるわ」



瑠奈さんは携帯を開き部長にかける



「冬矢?杏ちゃん連れてきたわよ!さっさとこっちに来なさいよ!えっと今ね~「きゃっ!!」



そのときいきなり後ろから誰かに抱きつかれ心臓が跳ねた



「冬矢!?」


声をそうあげたのは瑠奈さんだった



「久しぶり!瑠奈、瑠威」



杏に抱きついてきたのは冬矢だった



< 243 / 392 >

この作品をシェア

pagetop