Apricot tea


あたしが見惚れていると部長は視線に気付いたのかこっちを向いた



「ごめんね…怖い思いしたよね?」



いきなり言われあたしは咄嗟にこくんと頷いた



「ほんとちょーー危なかったし!もうちょっと遅れてたら絶対犯されてたよ!」


瑠威さんが部長に言い放った




「本当にありがとうございました…」


あたしは二人に頭を下げた



そのとき瑠奈さんがまたまた抱きついてきた



「杏ちゃん、もういいのよ!全部こいつが悪いんだから!」


瑠奈さんは部長を睨みながら言う


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