Apricot tea

冬矢side



暫くして小さな寝息が聞こえてきて杏が寝たことがわかった


少し離れようと腕を離すと杏が唸り俺の服を掴んだ



「杏…?」



声を掛けるが返事がない、寝惚けてるだけか




それにしてもそんな可愛い事をしないで貰いたい…


俺の理性を壊す気か?




杏の顔を覗くとぐっすり眠っている


信頼してくれているのはいいが男としてもっと意識してもらいたいものだ…


< 280 / 392 >

この作品をシェア

pagetop