Apricot tea


「離してくれませんか?」


「だーめ」



そんなぁ…


冬矢はあたしを抱き締めたままだし…




「瑠奈さん助けて下さい!」



ここは最終手段を使うしかない!



「良いわよ~あたしも急いでるし!」


多分あたしに向かってピースしている瑠奈さん、姿は見えないけど…




すると瑠奈さんはあたしの耳を塞ぎ冬矢の耳元で叫んだ









そのあと冬矢が一瞬にして目覚めたのは言うまでもない


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