Apricot tea
「降ろして下さい!」
「じっとしてないと落としちゃうよ?」
うっ…落ちたくは無いし…
あたしは渋々大人しくした
「おはよ―冬矢、杏ちゃん!」
リビングに行くとキッチンでは瑠威さんが料理をしていた
「おはようございます」
「杏ちゃんもしかしてキスで腰が砕けた?」
「ぅぇっ!?」
我ながら変な声が出た
てか瑠威さんまで酷いなぁ!
もしかして………
「冬矢ってヤリマンだったんですか?」
「「「え…?」」」
三人の声が重なった