Apricot tea
「ありがとうございます!」
最後にまたねと言い二人は出ていった
あたしは急いで冬矢の隣に座った
「遅くなってすいません!」
「いや、いいんだよ。それで話なんだが…」
あたしはゴクリと喉が鳴った
「藤宮くんちの娘の話なんだが…」
百合さん………
あたしもあのあとどうなったのか気になっていた
「どうなったんですか…?」
あたしが言う前に冬矢が口を開いた
「殺人未遂で逮捕…のはずがお金の力で普通に家に帰ってきたらしい」