Apricot tea
あたしの口は勝手に動いていた
「えっ……」
冬矢は予想通り驚いている……
「冬矢よかったな~杏ちゃんはオッケーだってよ」
沈黙を破ったのはもちろん社長だった
「これから呼ぶからいいな?」
「あ、はい…」
最後は流されながら冬矢が答えた
ってこれから会うの!?
社長は電話をしに部屋を出ていった
急過ぎる気がするのはあたしだけ…??
あたしは隣にいる冬矢を見た
って顔赤くない!?
「あの…「うわぁっ!!」
冬矢の額に触れようとしたら過剰に反応してしまった
なっ何…!!?