Apricot tea
「私は少し席を外そうかね」
社長はそう言い社長室から出ていった
三人で話し合えって事だよね……
「あの…」
沈黙を破ったのは百合さんの小さな声だった
「昨日は本当にごめんなさい……」
百合さんはあたし達に深々と頭を下げた
「百合…俺はお前を許すわけには「別に良いじゃないですか!」
あたしは冬矢の言葉を遮った
「確かに百合さんは悪いことをしました…けどこんなに謝っているじゃないですか」