Apricot tea




「そろそろ失礼しますわ。冬矢も杏さんと話したいみたいですし」



「ゆっ百合!?」



あたしは百合さんが言った意味が分からず首を傾げた



「杏さんまた会いましょうね」


「はいっ!いつでも連絡待ってます」



百合さんは立ち上がり一礼すると社長室を出ていった




ブーッブーッ


「…はい、」



冬矢の携帯が鳴ったようだ



あたしは何もする事が無くソファーに座った





なんか…気まずいな……


朝あんなこと言っちゃったし………



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