Apricot tea


「とっ……」


あたしは声を上げる前に冬矢に腰を引き寄せられた


「そんな格好でうろついて俺を誘惑してるの?」


「ちがっ…んっ」



否定しようとするも冬矢の唇で口を塞がれてしまう



やっと離してくれた時にはあたしの腰が砕けていた



冬矢に支えられて何とか立ってるあたし……恥ずかし……




「そろそろ着替えないと体が冷えちゃうね」


そう言うと冬矢はまたまたあたしを抱き上げる



着替え出来なかったのは誰のせいですかーっ!


< 335 / 392 >

この作品をシェア

pagetop