Apricot tea


「失礼致します」


中に入り扉を閉めると会議が再開された


あたしはなるべく素早くコーヒーを並べていった



途中冬矢の所に行くと小さく微笑んでくれた


そして次々渡していくと一人のおじ様に小さく話し掛けられた



「君なかなか可愛いね」


「いえ……」



ねっとりした視線であたしの事を見た




あたしは離れようとした…しかし



「……っ!?」


おじ様はいきなり太ももを触ってきたのだ



あたしは驚きのあまり硬直する


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