Apricot tea


急いでカップを回収していく中で視線を感じた



顔を上げると近藤がこちらを見ていた


「あの…会議は終わったんじゃ…」


恐る恐る話し掛けると近藤はいきなり立ち上がって此方に向かってきた



「さっきの続きだよ、さっきは宮本君に邪魔されたしね」


えぇっ……!?


会議室には二人だけ…あたしピンチじゃない?!




ジリジリ近付いてくる近藤……



「何してるんですか?近藤さん?」


「えっ?」



あたしと近藤が振り返るとドアに冬矢が寄りかかっていた


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