Apricot tea


「と、とう「杏?此処では違うよ?」


「………部長」


「よろしい」




そうなんです…


冬矢は仕事とプライベートをきっちり分けられてるんです…それに比べあたしは会社でも冬矢と呼んでしまうことがあるんです…



「まぁ、今は誰も居ないしいいかな…―そんなことより何やってんのかな?」


「えっ?」


冬矢が再び黒いオーラを全開に出している…



これはヤバイと危険信号が鳴り続ける頭の中


けれど腕はがっちり繋がれていて逃げられない……


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