Apricot tea


あたしと課長は同時に吹き出した



「ちょっ、咲何言ってるの?!」


「え~っ!いい考えじゃない?部長、杏にベタ惚れだし」


食後のコーヒーを飲みながら咲は言う


課長はなんか放心状態になってるし~


「どうしたの?」


「きゃぁっ!」


いきなり声を掛けられ飛び上がるあたし…



「部長!?」


振り返ると真後ろに部長の姿が…


「何でそんなに驚いてるのかなぁ~?」

「ひぅっ!」


部長に黒いオーラが見えてあたしは小さく悲鳴を上げる


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