Apricot tea


「冬矢に何をプレゼントすればいいのか悩んでるんです…」

「そうね…ネクタイとかはどうかしら?いつもスーツでしょう?」

「ネクタイか~…いいですね!」



ネクタイなら金銭面でも大丈夫だし!



「では行きましょう、わたくしもご一緒させてもらいますわ」


百合さんは笑顔であたしの手を引き歩き出した





それからが大変だった






ネクタイはなんとか選び終え帰ると思ったら百合さんは次はあたしの服を選ぶと言って手を引かれた



それからはあたしは着せ替え人形のように扱われた……


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