Apricot tea


「だからこれからもあたしの事たくさん叱って下さい!


あたしまだまだ失敗ばかりするし…課長に迷惑かけると思うんです


けど…いつも皆に優しい課長のままでいてほしいんです


だからあたしは課長の気持ちには答えられません」



話している間にあたしの頬には涙が流れていた





「ん…わかった。引き留めて悪かったな…じゃっまた明日な?」



暗くて見えなかったけど課長の瞳は少し潤んでいた


「はいっ!また明日、お疲れさまでした!」


あたしはめいいっぱいの笑顔を向けた


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