Apricot tea


「いただきます…」


顔が赤くなりながらもケーキを頂いた


そのとき



バンッと音を立てて社長室のドアが空いた


「宮本くん!」


「おぉ…藤宮くんじゃないか」



あたしが振り返ると社長と同い年位のおじさんと藤宮さんがいた


あたしは慌てて目を逸らしケーキに目を向けた


「どうしたんだ?そんな慌てて」


「どうしたもこうしたもない!婚約しないとはどうゆうことだ?」


< 88 / 392 >

この作品をシェア

pagetop