秘密の恋愛レッスン
秘密の恋愛レッスン
ガラララッ
誰も使っていない音楽室に入った。
「はぁはぁはぁ・・・」
一気に走ったせいで息が上がる。
それより・・・
本性さらしてよかったの・・・?
今まで、
ずっと王子さまを演じてきたじゃない・・・
「やっちゃったな・・・」
「ばれちゃったよ・・・?和弥の本性」
「俺の本性?んなもんどーでもいいんだよ。
俺が心配なのは、このせいで俺のファンクラブの女に
こないだこないだみたいにされることだっつーの」
詩織先輩のことだよね・・・?
和弥は私のことばっかり心配してくれるんだね・・・
「俺が由美にキスできなくなったら困るんだよ・・・」
「和弥・・・」
ちゅッ