極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
―――1ヶ月後。
私が毎日、幸せに過ごしてると、珠樹が久々に会いに来てくれた。
珠樹の目が腫れて居る。
夏輝と兄貴の居る道場に来てる為、スポーツドリンクしかなかった為、遠慮がちに差し出し、目が腫れてる理由を訊く。
愛「何かあった?」
しかし…珠樹は笑った。
…何で笑った;;
私は悲しい話だと思った。
珠「私ね?大学に行けないって、担任に言われたの」
珠樹は確かに、言いづらいけど、馬鹿だ。
高校に行けたのも奇跡と言われた位。
珠「けど、浩平が“結婚するか”ってメールくれて、嬉しくて報告に来た!」
…なるほど;;