極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
最終章 ―貴方と明るい未来へ―
私は夏輝の嫁だ
愛「ベビタンは重たいねー」
妊娠生活7ヶ月が過ぎた。
お腹を抱えるように触り、私は夏輝の居る資料室に行く。
卒業する予定が、出席日数が足りない事に気付き退学。
勝も退学し、何故かうちの組に入り、珠樹がマギーの部屋に住み初め、出産予定日の4月までゆっくりするつもりが、そうは行かなくなった。
愛「パーパー?」
勝「夏輝さん冷たい!」
夏「お前はシツコイ」
うるせぇヤツらが増えたからだ。
私は夏輝に引っ付く勝を突き飛ばした。
勝「おま!;;
ダチに何をするんだよ;;」
勝は壁にぶつけた額を擦りながら私を見た。