極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
母「生まれたわよー!」



愛理華の母親が、部屋の外で待って居た組長と雄也に声を掛けると、2人は競り合いながら入って来る。

俺の母親、自称“おばあちゃま”は泣いてる。

愛理華もだけど。




父「可愛いな(笑)」



組長が微笑むと、雄也はある部分を見て固まる。



雄「チ●ポある…」



…何を言ってんだこいつ。

俺は殴りたい衝動に駆られるが、堪える。

子供の前だし、いざとなれば、無事に生まれて来てくれた事が嬉しい。



愛「ラーイ。じぃじにばぁばにおばあちゃまが喜んで泣いてるよー?
どっかの叔父さんは、アホな事を言ってまちゅねー(笑)」



…“ラーイ”って、名前か?;;
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