極道夫婦―18歳の恋戦―【完】
写真には、高校の入学式の日に撮った、祖父母と、真新しい制服を着た愛理。
俺は愛理を見た後、写真を引き裂き、ゴミ箱に捨てた。
親父が自身で選んだ母親と結婚した事を、どこかまだ気に食わないんだろう。
それが愛理に災いした。
俺は掃除機を持って来た将人と入れ替わりに、一階に降りた。
リビングで、全員揃ってお茶を飲んでる。
母親はそれを見守って居た。
雄「あのさ」
父「…何だよ」
俺を邪魔者みたいに見て来た親父。
…俺だって居たくねぇよ。
雄「親父たちがどうしても、愛理とそいつを結婚させるなら、覚悟しとけよ?
それに、愛理を連れて、俺はこの家を捨てる」
岡田真桜と、真桜を睨んでリビングを出た。
絶対、愛理は渡さない。
―雄也 SIDE END―
俺は愛理を見た後、写真を引き裂き、ゴミ箱に捨てた。
親父が自身で選んだ母親と結婚した事を、どこかまだ気に食わないんだろう。
それが愛理に災いした。
俺は掃除機を持って来た将人と入れ替わりに、一階に降りた。
リビングで、全員揃ってお茶を飲んでる。
母親はそれを見守って居た。
雄「あのさ」
父「…何だよ」
俺を邪魔者みたいに見て来た親父。
…俺だって居たくねぇよ。
雄「親父たちがどうしても、愛理とそいつを結婚させるなら、覚悟しとけよ?
それに、愛理を連れて、俺はこの家を捨てる」
岡田真桜と、真桜を睨んでリビングを出た。
絶対、愛理は渡さない。
―雄也 SIDE END―