最後の恋
2人は翌日の昼頃に起きて
まったりと2人の時間を楽しんだ
そして、時間になり恭司が何時も行っている
居酒屋に向かって歩いていた
後2、3分で店に着くっていう時…
「なぁ高瀬」
「何?」
「あそこ、歩いてるの並木じゃね」
高瀬は東條が見ている方向に視線をやった
「あっほんとだ」
「隣歩いてんのって
もしかしなくてもあの渚君?」
「だろうな」
「高瀬も俺と同じ事思ってると思うけど
あれは何処をどう見ても美男美女カップルだ
それに見てみろよ並木のあの表情
相当惚れてんだろうな渚君の事」
「俺もそう思う
それにあのまま行くと俺達が何時も行ってる
店だぞもしかして寄るのか?」
「だろ…声かけようぜ」
「やめといた方がいいよ、
せっかくのデート邪魔しちゃ悪いし」
「そんな事口では言ってるけど
顔に出てるぞ」
「ま~な」