最後の恋
「よっ」
「デート?」
僕は恭ちゃんのシャツの裾を掴んだ
「なぎ、こいつらは同僚でダチの
東條と高瀬だ」
そっかこの人達が何時も仕事帰りに
飲みに行ってる人達なんだ…
「ぼっ僕、桜木 渚って言います22歳です
いつも恭ちゃんがお世話になってます」
東條と高瀬の2人は目を合わせ…
「「こちらこそ、お世話になってます」」
俺はなぎが俺以外の奴を見てるのが
嫌で不意に後ろからなぎを抱き締めた
「…きょ恭ちゃん…どうしたの?」
「別に…何でもない」
思いもよらない並木の行動に
東條と高瀬は苦笑…