最後の恋
「あっあの…」
「「えっ俺達?」」
「はっはい」
「何?」
「あの、会社での恭ちゃんって
どんな感じですか?」
「どんなって仕事の出来る奴」
「同僚や後輩思いの人」
「そうですか」
「2人とも、もっと他にあるだろ」
「だってなぁ」
「俺達が思うのは上司のうけが良くて
同僚、後輩共に面倒見がよくて
仕事もバリバリ出来る人かな」
「やっぱり恭ちゃんは凄いんだね」
「そうでもない」
「えぇ~恭ちゃんその言い方何か嫌」
「そぅ…かぁ…」
「そうだよ、いくら仕事が出来ても
上司や同僚、後輩に慕われてても
謙虚でなきゃ嫌な人になっちゃうよ」
「そうだな」
恭司はお手洗いに行く為部屋を出た。