最後の恋
「恭ちゃん僕の我が侭聞いてくれてありがとう」
「どういたしまして」
「本当に楽しかった、
念願の居酒屋さんにも行けたし
東條さんと高瀬さんにも偶然会う事が出来て
嬉しかった、お2人とも楽しくてやさしい人だね」
なぎの口からあの2人を誉めるような言葉を
言われるのが何故か嫌だ…
「なぎ、来週は何処行こうか?」
「来週は、和食屋さんがいいな
美味しい和食屋さん恭ちゃんなら
知ってるでしょ」
「あぁ、どういうのが食いたい
和食でもいろいろあるだろ」
「う~んそうだな、僕は食べた事ない
懐石料理がいいな」
「懐石かぁ少し遠出してみようか」
「いいね」
「他にリクエストは?」
「スイ-ツ、美味しいスイ-ツ食べたいなぁ」
「分かった、楽しみにしてろよ」
「うん」