最後の恋
「渚君いよいよ来週ですね。」
瞳をキラキラ輝かせ満面の笑みで
「うん・・・凄く楽しみなんだぁ京都
志岐さん、玲ちゃんお土産楽しみにしててね」
「渚君お土産の事は気にしなくて良いんですよ。」
「そうだよ渚君、お土産の事なんて
気にしないで楽しんできなよ」
「2人ともそんな事言っちゃだめ!!
お土産買ってくるから楽しみにしてて」
「「分かりました」」
「渚君は京都初めて行くの?」
「うん、初京都なんだ!!
玲ちゃんは京都行った事あるの?」
「高校の修学旅行で行ったよその時は
あんまり観光した気がしなかったから
卒業旅行でもう一度京都に行ったんだ
その時の方が観光できたし料理も堪能できた。」
「玲さんがそう思うのは友達と
旅行の計画を立てるのも含め
自分達だけで京都に行くから余計に
楽しかったのでしょうね」
「今思い返してみるとそうなんだと思います。」
「志岐さんも京都に行った事あるの?」
「ありますよ」
・・・そっか僕だけなんだ・・・
・・・行った事ないの