最後の恋
「芯、先輩らしき人と
その彼女お店に入ってくよ
きっと予約したんだろうね」
「あぁ」
「私達がああだこうだ
言ってるうちにお店に
入っちゃったね」
「そうだな」
「私達は〔蔡楼〕の飲茶専門の
お店の方にしよっか」
※
〔蔡楼〕は
本格中華のお店(価格は高め)と
隣に併設されてる飲茶専門のお店
(価格はリーズナブル)の2店舗
「美奈はそれでいいのか」
「うん、結構並ぶでしょ」
「多分な」
「それなら飲茶でいい」
「分かった」
俺達は
〔蔡楼〕の飲茶専門店に入った
さすが〔蔡楼〕だけある
飲茶も、もの凄く美味かった
彼女の美奈と会話してても
俺は先輩の事が気になっていた
あの後姿は並木先輩だと思う
前から先輩の彼女ってどんな人か
見てみたいと思っていたから
もしかしたら…
彼女見れたのかもしれない
そのチャンスを不意にしたかも