最後の恋
「私は、ソフィにプロポーズするために
会社終わってからも忙しくなりました
指輪・場所はどこにするか、食事
私は、いろいろ考えました
そして決めたんです。」
「プロポーズ、成功したんでしょ」
「志岐さんなら、大丈夫」
「はい、大成功でした」
「それで…」
「私は、浮かれてました」
「それは、そうでしょ」
「そうなんですが、私は次の日から
1週間、京都に出張だったんです
この時ばかりは、出張行きたくないと
心底思いました。」
「分かる」
「その1週間は仕事が終わって
食事してから、すぐにソフィに
電話をしてましたね
私は、とても幸せでした」
「声聞くと、会いたくならない」
「そうですね…恭司君」
「会いたくなるに決まってる」