最後の恋
「私は、出張が終わってやっとのこと
家に帰って来た時、電話が鳴りました
その電話は、病院からでした
私は、すぐさま病院に行きました
私が、着いた時ソフィの意識は
ありませんでした…
私はソフィの耳元で名前を呼び続けました
ソフィの目が微かにあいて
私の方を見て、掠れた声で言いました
私は、貴方に出会えて幸せでしたと
その後、意識がなくなってそのまま
ソフィは亡くなりました
ソフィを担当していただいたお医者様によると
ソフィは妊娠6週目だったそうです
私は、この日最愛のソフィと私達の子供を
いっぺんに、亡くしたんです。」
「…っ!!」
「志岐さん…」