最後の恋
今、2人はアクアに行く途中……
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「恭ちゃん、お休みなんだから
ゆっくり寝てて良いのに…お休みの事は
自分で志岐さんに報告するから…」
「大丈夫明日ゆっくり休むから、
それに俺が志岐さんに報告したいんだ。」
「分かった」
「毎回思うけど、
なぎと志岐さんのやり取り聞いてると
親子の会話を聞いてるような…
気がして…「恭ちゃんもそう思う?
僕もお父さんと会話してるような
気持ちになるの…
もしお父さんが生きてたら、
こうゆう会話してたんだろうなって」
「俺の父さんじゃ
ああいう会話にはならないからな」
「そうかな?
僕、宗ちゃん好きだよ。」
「…なぎ、
父さんの事そんな風に呼んでるのか?」
「うん、だって
そう呼んで欲しいって言うから。」
くそ親父何が宗ちゃんだ
何かム・カ・ツ・ク!!
もしかしたら…
母さん…も…
「なぎ、母さんの事はなんて?」
「さなちゃんって呼んでるよ。」
2人してちゃん付けで呼ばれてるのか
「恭ちゃん、着いたよ」
「嗚呼…、
話しながらだと着くの早いな?」
「うん」