最後の恋
「だってそうでしょ?
玲ちゃんは何時もジーパンにシャツ
とか男の子に間違われても構わない
ようなのばっかり着てるでしょ?
色もシックなのばかりだし
完全に友達の趣味とは違うよ……」
「確かに渚君の言うとおり、
自分の為に選んでくれた事は凄く嬉しいけど
その後困るわね」
先程から2人の会話を聞いていた
志岐は1つ提案をした
「玲さん、そのお友達のお誕生日会を
此処でしたらいかがですか?」
「志岐さん、ありがとうございます、
でも誕生日の当日は彼氏と約束があるから
私達は前日の夜に会う約束なんです」
「そうですか…?」