サクラノヒメゴト


ふとんを


無意識に引っ張る。



あれ?



動かない・・・



パチッ


動かない・・・なんて変だよね。




もう、だいぶ朝日が上がったのか部屋が明るい。

そして、夏らしい湿気と暑さが肌に感じた

同時に気のせいと思いたい“重さ”も体に感じてしまった。

「モーニン☆
委員長さんっ♪
あっ間違った・・・
さくらちゃんだよね?」

目の前には、昨日の美少年がいた。

あたしの初キスを軽々と奪ってヘラヘラしてた転入生が・・・。





< 123 / 234 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop