サクラノヒメゴト
「はぁー・・・。」
おもいっきし父ちゃんにため息つかれたっ(汗)
少し頭を抱えてるみたい。
「さくらにはまだ言ってなかったな。
今日から下宿することになった
『黒崎拓海』くんだ。」
はっ!?
「・・・・ うそでしょ?」
思わず椅子を蹴飛ばしてしまう。
ありえない・・・
こんなヤツが
家にいる!?
そうして紳士の顔をした黒崎は言ったんだ。
「よろしくお願いします。」
あわわわわわ・・・
のっ・・・のっっ
「ノっーーーーーーー!!!!!!!」
あたしの叫び声が家中にこだましたのは言うまでもない。