サクラノヒメゴト




「とりあえず、座って・・・」



家の中の和室に案内する



瑠璃はまだ


あたしがあたしだと信じれないみたい




「ねぇ?

ほんとのほんとに

さくらなんだよね?」



「・・・・・うん」


居心地が悪い・・・
考えてみたらあたしって自分の姿偽ってたんだ。
最低だ。

親友に嘘までついていたんだ。


ただあたしは俯いて頷くことぐらいしかできない。










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