悪魔な彼と甘い恋
4日目―自覚―
その日の朝、私は、いつもよりも早く目が覚めた。
ふと、キッチンから物音がしているのに気付く。
「リオ・・・?」
おかしいな...。
リオは昨日、どこかに出かけたはずなのに...。
実はドッキリだったとか?
そんな事を思いながら、パジャマのままキッチンへ向かう。
すると.....
『ニャー!』
...え!?.....嘘!?
見間違いじゃないよね・・・?
私の視線の先には、黒い猫がいた。