歯医者な彼と☆イタイ関係
『咲子…ホテルいこ』


私はそっと身体を離した


『ん…今日は帰りたい…』

和也さんは黙って私を引き寄せた。


『行こう…咲子を抱きたい…』


優しく唇を合わせて、私の頬を撫でて…


『うん…』


和也さんが、凄く優しい。

光太郎の事が気になって仕方ないけど…


光太郎の用事って…何?


気になって…


『咲子…知ってるんだろ?あいつ、かなり遊んでるぞ。仕事帰りによく見かける。でかいから、嫌でも目につく』


和也さんの会社と病院はすぐ近く。
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