歯医者な彼と☆イタイ関係
『ごめんね…つい夢中になっちゃって。自分の体重わすれちゃってたよ…』


歯の治療の時みたく、優しい声。


すっごく、安心しちゃうんだ。ぶーちゃんが大丈夫って言えば、大丈夫なんだって。


『ぶ…、あ。光太郎さん、体重何キロあるの?』


『嫌なこと聞くなあ。うん…90キロかな?』


…この言い方だと、思いっきり90後半だね。


マジで股関節痛いし。


ぶーちゃんの身体が気持ち良くて 大木に止まる蝉のようにくっついた。
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